麺の作り方

ここでは、そば、うどん、素麺それぞれの作り方を簡単に紹介します。

そばの作り方

そば粉と水、そして小麦粉などつなぎを使って作ります。そば粉と水、つなぎを混ぜて生地を作った後、何度も押しつぶして粘着性を高めます。その後打ち粉をした台で薄く伸ばし、1〜2mm程度の細さに切って完成です。

つなぎを入れないそば粉だけのそばは「十割蕎麦」、小麦粉2、そば粉8の割合のものを「二八蕎麦」と呼びます。つなぎには、小麦粉のほか卵や山芋、海苔などを使う場合もあります。

うどんの作り方

うどんは、小麦粉と水と塩のみでシンプルに作ります。コシの強い手打ちと、細く喉越しの良い手延べの二種類に分かれます。小麦粉と水と塩を混ぜた生地を一定の時間寝かせ、その後手打ちはコシを出すためによく踏み、生地を薄く伸ばしてから切ります。手延べは生地を2本の棒にかけて何回もよく伸ばしてから切ります。

素麺の作り方

こちらも材料は小麦粉、水、塩とシンプルです。材料を混ぜてこねた生地に油または小麦粉を塗り、伸ばして乾燥・熟成させます。素麺の太さは直径1.3mm未満と定められており、それよりも太いものは直径によってひやむぎやうどんに分類されます。多くの素麺はうどんと違い油が塗り込まれるのが特徴です。

そばとうどんは、各地で麺作り体験の講座やワークショップが開催されています。そば、うどんで有名な地域に行く機会がある時は、麺作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。